悪ノリが招いた体験談

幼なじみの結婚式に参列

参加した式の新郎新婦はどちらも小さい頃からの友人だったので、その参列者もみな知っている人たちばかり。
「この人だれだろう?」と思うのは新郎新婦の会社関係の人か遠縁の親戚の人でした。

ほとんど知っている人たちばかりのまるで身内みたいな式。
しかも新郎新婦は性格も良くて美男美女で、お色直しのたびにたくさんの人が写真を撮りまくりでしたね。

友人による余興もすごくて、プロのダンサーによるダンサーや和太鼓などとても盛り上がりのある式に。
私を含め参列した人はみな楽しんでいたと思います。

新郎上司のあいさつが

式の途中くらいに、新郎上司のあいさつがありました。
50代くらいの男性だなと思っているとその人は新郎の勤め先である病院の院長とのこと。

初めのうちは新郎の人柄や仕事場での働きぶりを称賛する内容で、そのあとも一般的に上司がしそうなあいさつが続きました。
ちょっと堅い話もあったりで、そのままあいさつが終わると思っていた頃に、酔っぱらっていた院長は急に歌いだしたんです。

上司の失態で台無しに

有名な歌の冒頭の部分をごきげんに歌いだした院長。
「一曲歌います」なんて前置きに「えっ?」と周囲がざわついたら歌が始まってしまい、その後5分くらい続きました。

完全に酔っぱらっていてしかも呂律が回っていないので何度も歌いなおしたりして。
ようやく1番を歌い終えたところであいさつを終えてくれました。

これはもちろん流れの中になかったことでしょうね。
司会者も新郎新婦も唖然として固まっていました。

余興にも悪ノリする上司

実は余興のなかにもその酔っぱらった院長が白けさせる行動があったんです。
それは新郎と友人による歌があり、新郎がピアノをひき友人が英語で日本の有名曲を歌う場面でおきました。

とても上手で会場にいた人たちみんな聞き惚れていたところ、院長が「日本語で歌って」と大きな声で叫びました。
これには歌っていた新郎友人が微妙な表情になりましたがそのまま歌を続けました。

しかも一回の声掛けだけでは済まさず、何度も日本語で歌うよう要求する院長。
だんだんと困った表情になる新郎友人。
このおかげでせっかくの素敵な歌と雰囲気をぶち壊しです。

新郎がピアノをやっていたなんて聞いたことがなかったので、この日のためによほどたくさん練習したでしょうに。
新郎のソロがあり、そのまま友人は英語の歌詞で歌を歌い続けていました。

何とか最後まで終えると、思い通りにいかなかった院長の舌打ちが。
もう誰も相手にはせずスルーしていましたね。
でもとりあえず、式での院長はこのくらいですんでくれたので、結婚式にはこういうこともあるくらいに思った参列者が多かったのかも。