再婚の体験談

気になる人

私にとって、結婚とはとても意味のある言葉だと思っています。
幼い頃から、憧れていたものでしたが、実際には夢と現実は大きく違うのだという事を知った言葉でもありました。
私は、誰かを好きになると一途に想い続けるタイプでした。
そして、付き合った相手とは結婚をするのが当たり前だというほどのぼせ上がってしまったのです。

23歳の頃、付き合っていた人が居ましたが、気になる人が出来てしまいました。
浮気や二股などは考えられなかったので、付き合えるかどうかも分からないまま当時付き合っていた彼と別れました。

そして運がよかったのか、想い人に気持ちが通じて付き合うことが出来て、そこからは、本当にあっという間です。
とんとんと話が進んでいき、結婚することが出来たのです。
それが、私にとって初めての結婚でした。

とても大好きで、嫌われる事が怖くて、いつも彼の顔色をうかがっていました。
明るく振舞って、いつも笑顔で居る事を心がけていたのです。
しかし、それは本当の私らしさを押し殺しているという事でもありました。
いつの頃からか、彼は私の事を理解できなくなっていき、二人の間には大きな溝が生まれました。
そして、離婚を切り出されたのです。

当然ですが、私は精一杯に抵抗をしました。
それでも、彼の心がどうしても揺るがない事を知ると、また我慢をして引き下がるしかできず、
このときは、もう2度とこんなに人と好きになる事はないし、人を好きになろうとも思いませんでした。

離婚をしてからは、とにかく必死で趣味や女性磨きを頑張って、がむしゃらに忘れようとしました。
そんな時、私にとっては思いがけない転機が訪れたのです。

いつも傍に

私が結婚をする前に知り合い、結婚をしても友人として付き合っていた男性に告白をされたのです。
思いがけない出来事に戸惑いを覚えましたし、傷つくことが怖くてお断りしました。
それでも、彼は友人として変わらない距離でずっとそばに居てくれたのです。
一緒に出かけたり、グループで旅行に行ったり、いつでも笑って私のそばにいてくれました。

友人としての付き合いが長かったので、私も変に自分を押し殺したり、我慢することなく自然に隣にいられていました。
そのことに気がついてからは、彼のことを男性として意識するようになったのです。

一度目の結婚と違ったのは、いつでも私らしくいられたことです。
変に気取る事もなく、自分の気持ちを素直に表現する事ができました。
そのときに思ったのです。
結婚する相手とは、一生を添い遂げられる人とは、自分らしく居られる場所であることが大事なんだという事です。

今は、二度目の結婚をしました。
ずっと友人としてそばに居て、次第に特別な人になっていた彼と新しいスタートを切りました。
周囲からは羨ましがられるほどに仲の良い夫婦だと思います。
これからも、かけがえのない夫となった人を、ずっと大切にしていきます。